No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

2021年4月4日(日)Lucky Kilimanjaro presents. YAON DANCERS @日比谷野外大音楽堂

f:id:su_ki_ma_kaze:20210405202905j:plain実に1年ぶりくらいのライブでした。

 

定期的に観に行っていたアーティストの活動休止(きのこ帝国)やメンバー脱退(APOGEE)があったり、コロナ禍でライブが中止(サカナクション)になったりもして、気持ち的にも屋内でのライブは行こうとはなかなか思えず、ライブから遠ざかっていました。

 

かれこれ高校生の頃から年に何度もライブに行っていた人なので、1年以上ライブに行かなかったのは20年ぶりくらいではないでしょうか。

 

今回は、兼ねてからライブを観たいと思っていたラッキーキリマンジャロ野音ライブに行ってきました。

 

思えば、私が新しい音楽を見つけるきっかけって、昔からラジオだった(ラジオっ子でした)のですが、コロナ禍で在宅勤務になってから仕事のお供にまたラジオを聞く機会ができ、TOKYO FMブルーオーシャンはいつも聞いています(住吉さんもこのライブに来られていたようですね!)。

そこで何度かラッキリがかかっていて、自分の中でアンテナに引っ掛かったんですよね。いくつか聞いた曲が良くて、YouTubeで更に色々聞いたらどれも良くて。

CDも買って。

ということで、ファン歴1年足らずのペーペーなので、ライブはどういうノリなのかしらと不安を覚えつつ、iTunesで予習して当日を迎えました。

 

兼ねてからの雨予報だったので合羽を持参していたのですが、開演間際でとうとう雨が降り出しました。

最初は降ったり止んだりのポツポツ雨も、いつしか結構な本降りに。

合羽を着ていてもびしょ濡れで帰る頃には寒かったです。

 

コロナ禍でも屋外という安心感と、多分一つずつ座席が空いて?いたと思われ(グループの場合はくっついているっぽい)、たまたま私の列はソロ参戦の人しかいなかったので、そういった意味でも安心してみることができました。

 

ライブ自体は、心配は杞憂に終わり、自然と体が揺れるような踊れるミュージックで、変なノリの観客とかもおらず、普通に楽しめて安心しました。

予習していたので知らない曲が一つもなかったし、聴きたかった曲(エモめの夏、ひとりの夜を抜け、HOUSE、雨が降るなら踊ればいいじゃない、ペペロンチーノ、夜とシンセサイザー、Sweet Supermarket・・)を聴けてとても嬉しかったです。

 

ただ、後半は雨で体が冷えてきて辛くなってきたり、後ろの男子2人組が、ライブ中もひたすらしゃべっていて喋り声が聞こえてきたり、近くの席の人がライブの動画を撮影していたりと周囲が気になって集中できず(ライブの時って心底浸れないんですよね・・。ここ数年ずっと)で、それだけが残念でした。

 

この盗撮魔が!と憎々しく思っていたのですが、撮影OKですってラッキリの公式ツイッターで上がっていました。勝手にそう思ってごめんなさい。

ただ、せっかく生音を聞いて目の前に本人たちがいるっていうのに、スマホの画面越しに見ているなんて勿体ない!とそう思いませんか?(笑)

 

音楽的にはサカナクションが好きな人はすんなり聴けるサウンドだと思うのですが、サカナのライブに慣れている人には、曲と曲との繋ぎとかにちょっと物足りなさを感じるかもしれないです(サカナの繋ぎが凄すぎて)。

でも、そういった部分でも今後の伸びしろが感じられる期待のアーティストだなと実感。

 

ギターやら楽器を持たないボーカルが昔からあまり好きじゃない人だけど、ラッキリのライブを観てそんな風に思っていた自分を恥じたい。

歌と絶妙な動きで、観ているこっち側の体も揺れてましたよ。なんと心地良いのでしょう!

 

次回のツアーも決定とのことで、早速チケットを申し込んでしまいました。

 

やっぱり生音っていいなあとしみじみ思った久々のライブでした。

 

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