<1日目 松山城~道後温泉>
夫の誕生日祝いも兼ねて、一度も行った事のない愛媛を旅行してきました。
松山空港に着いて早々、愛媛の都市伝説「蛇口からみかんジュース」のみきゃんにお出迎えされました(空港以外にも幾つかありましたが、結局蛇口からみかんジュースは飲まなかったなあ)。
バリィさん派の私も、みきゃんの可愛さについつい空港でゆっくりしてしまうと、リムジンバスの時刻が過ぎ、
松山市までは路線バスで行くことになってしまいました。そしてその行き先をミスって
松山城に辿り着けないというトラブル!
雨も強まって、1日目はレンタカーを使用しないため重い荷物を抱えてとほほ状態でしたが、何とか
松山城付近まで辿り着き、お昼ご飯を食べてからいざ
松山城観光です。
松山城は、3分ほどロープウェイに乗り、そこから坂道を登って城内を目指します(スキーの1人乗りリフトもあるのですが、雨で運休)。とにかく敷地が広いので、お城にたどり着くまでは結構歩きます。早い時間だったせいか、そこまで混んでいない時に見学できたのは良かったですね。城から、
松山市内が一望できました(生憎の天気でしたが)。お城の規模も大きく、お城好きの人は楽しく見学できるのではないかと。私は戦国時代には全然興味が無くて分からないのですが、それでもなかなか楽しめたのでぜひ一度訪れてほしいですね。
その後、
松山城付近のお土産やさんを散策。愛媛といえば、
今治タオル!ということで、タオルを沢山買うつもりで行ったので、タオル屋さんで結構長く見ていました。ふわふわですわー。その後は、みきゃんグッズを見たり買ったりし、
道後温泉へ向かいます。
お得な切符を買って、本来坊ちゃん列車(
路面電車なんですが、坊ちゃんに出てくる汽車仕様になっている)に乗っていくはずが、坊ちゃん列車の車両はとても小さくて、且つ混みまくっている上に本数も少ないため、諦めて普通の
路面電車に乗っていきましたよ。1乗車160円なので良いですね(坊ちゃん列車は800円)。
そして辿り着いたのが
道後温泉。レトロでノスタルジックな雰囲気がとても素敵。街全体も整備されていて、観光客を迎えようとする街の意気込みも感じられる風情です。
まずは本日の宿「茶玻瑠」へ。この日は私からのお祝いということで、和モダンルーム(少しお高め)の部屋を予約していたのですが、空きがあるということで、スイートルーム(!)にランクアップしていただけました!
12畳くらいある広々としたマンションの一室のような部屋で、家にいるかのような素敵な
マリメッコ空間がお洒落でした。ベッドが2台あって、しかも1台がめちゃくちゃ大きいベッドで四人くらい眠れるのではというくらい。
小休止後、
道後温泉観光のため外へ。その日、ホテルの
売店近くでハンドマッサージを無料で行なってくれるサービスを行なっていて体験させていただいたのですが、
宇和島から来ているというスタッフさんの優しさとすばらしいマッサージで手がつるつるになりました!
そして外に出ると、土砂降り!まずは近くの足湯に入ったのですが、雨が吹き込んできて最早ゆっくり浸かっていられないレベル!屋根のあるお土産屋さんの通りへそそくさと向かいました。
道後温泉本館は現在改修中で一部しか利用できないため行きませんでしたが、完璧な状態の建物をぜひとも見たかったですねえ。それだけが残念です。それでも行列ができていたので、完成したら一度は入ってみたいです。
お土産屋さんは、非常ににぎわっていて、綺麗で入りやすい雰囲気のところが多かったのと、どれも美味しそう、みきゃんが可愛いので結構長く見ていられました。六時屋の名物「アイス最中」も皮がぱりぱりで美味しかったです。
その後、宿に戻って温泉に入ったところ、丁度良い時間だったのか独占状態で入れました。良いお湯でございました。
そして夜ご飯。海鮮が苦手な私は内心ドキドキだったのですが、生魚だけではなく、様々な方法で調理が工夫されている魚たちを美味しく食べることができたのがとにかく良かったですね。鯛めしも美味しかったし、てんぷらも美味しかったなあ。
そしてお腹一杯だというのに、
松山市内で購入したホールケーキでお祝い。小さめのものを買ったのに、夜ご飯でお腹一杯な中食べたので、かなり満腹でした。
<2日目・道後温泉~今治~大三島>
朝は起きられないと夫が付き合ってくれないので、
道後温泉新館・飛鳥の湯には結局行かなかったのですが、近くにある公衆浴場(椿の湯 ¥400)に朝一で行ってきました(6:30オープンと同時に入った)。
観光客より近所のお母さん的なおば様達が沢山いて落ち着く空間でした。天井が高くて、内風呂も広いので開放感がありましたが、少し熱めなので浸かっていられなくて割と早く出てしまいました。でも朝からさっぱりして良い気分でしたよ。
その後、人気の少ない駅前や、誰一人いない伊佐爾波神社にお参りしたり、
道後温泉本館も人に邪魔されず写真に収めることができて、早起きして本当に良かったです。小雨でしたしね。
帰ってきて汗だくになったので、再び宿の温泉に入ってから朝食ビュッフェへ。塩おむすびとトロトロのオムレツが美味しかったですが、デザートが少なかったのとちょっと時間が経っている感じだったのは残念でした。
贅沢な部屋なので10時までダラダラしてホテルを後にしましたが、
道後温泉の商店街?からも近く、スタッフの対応もとても良くてご飯の美味しい良いところでした。ぜひともまた利用させていただきたいです。
雨が降ったり止んだりの相変わらずの天気ですが、
路面電車で大街道に戻り、レンタカーを借りてテクスポート
今治へ。
今治タオル本店のある場所で、実家へのお土産にバスタオルを購入しました。
今治タオル本店の顔パネが驚くほど上手くはまって、良い写真が撮れました(笑)。そこからは、
しまなみ街道に乗り、
大三島へ。
雨が強まっているせいで、瀬戸内の絶景は見えず残念でしたが、雨の中でも自転車で橋を渡っている人もちらほらいて、私も一度サイクリングしてみたいなあと思いましたよ。
大三島では、「
伯方の塩工場」の見学ができ、無料で塩のお土産もいただけるのですが、工場内の様子(日曜でもやっていました)を見ることができたり、
伯方の塩ソフトを食べることができて(甘さとしょっぱさの融合)なかなか面白い施設でした。
そしてメインの
伯方の塩工場の鐘を鳴らすことができたのが良かったですねー。これ、順番に鳴らすと
「はっ!かっ!たっ!のしお!」のあのメロディが鳴り響くのです。やみつきになるので、ぜひ一度お試しください。上手く鳴らすコツは、恥ずかしさを捨てて、思いっきり鐘を叩く事、でしょうか。(笑)。
雨が強まる中、パワースポットの
大山祗神社を参拝し、お土産を見て(
今治なのにバリィさんグッズは少なめ)、どんどん雨が強まる中、本日の宿は、廃校になった小学校をリノベーションした「憩いの宿」。リニューアルオープンによって、モダンで素敵なベッド付のお部屋が増え、その部屋(部屋番号はクラス表記で、1-1とか1-2とかでした)に泊まりました。
こういう懐かしの小学校シリーズが大好きな私にはとてもテンションが上がる部屋だったのですが、この日は三連休の真ん中。いけいけの若い家族連れがバーベキューで盛り上がっていて、更に部屋から水場がすぐ近くなので大声で喋っている声がとにかく筒抜けでうるさい。。結局10時くらいになってもうるさかったのですが、流石に疲れていていつの間にか寝てしまいました。
宿の対応や部屋、学校を使っているというコンセプトは素晴らしいだけに、今日はたまたま運が悪かったということでしょうか。
お風呂は温泉ではないですが、海が目の前にあって、女風呂でなければ絶景を眺めながらお風呂に入れるのかと思います(目隠しで何も見えなかった)。また、ご飯は海鮮(新鮮な魚介類)が中心で苦戦しましたが、鯛めしや干物が凄く美味しかったです。
最終日はようやく晴れ、瀬戸内海の美しい青緑の絶景が広がっていました。
大三島観光はもうしないので、
しまなみ街道へ戻る道すがら、道路を
カニが横切っていく光景を何度も見ました。潰れて
カニ味噌が出ているやつとか・・。海から山の方に向かっている彼らは、一体何処に向かおうとしているのでしょう。
途中途中で写真を撮ったりしながら、
しまなみ街道の手前、道の駅に寄りました。
すると、
しまなみ街道の最寄ということもあり、広島のお土産なんかもあったり、勿論愛媛のお土産も充実しているので結構見ていられました。
また、すぐ傍に海が見えて、浜辺に降り立つこともできるせいか、急に夫が「30分くらい泳いでくる」と言って、水着に着替えて一人で泳いでいました(笑)。プライベートビーチさながらに人がいないうえ、とにかく海が綺麗なのでかなり満足していましたね。私は焼けるので日傘を差して見ていましたが。
気付けば道の駅に長居してしまいましたが、本日のメイン「マイントピア別子」へ向かいます。
しまなみ街道で一旦
今治に戻ってから、更に高速を利用して別子方面へ。
山の中にあるので、1時間半くらいかかったでしょうか。ようやく到着したのは13時近くになっていて、【東洋の
マチュピチュ】が見られる見学コース(2時間)は時間的に厳しく(この日は13時と15時の受付でした)、銅山見学へ行くことに。
余談ですが、愛媛でやたら水城奈々様の写真を見かけるなと思っていたら、
愛媛県新居浜市の出身で
観光大使に任命されているようです。このマイントピア別子でも、贅沢に奈々様のアナウンスが起用されているので、ファンの方はぜひ訪れてほしいですね(兄はきっと行ったことがあるんだろうなあ)。
今回、銅山見学+砂金取り体験のチケットを購入しました。(色々調べていたら、これだけでも十分楽しめて半日は入られると書いている人がいたので)まずは、実際に銅山に行く為に使われていた
トロッコ列車?を再現した乗り物に乗り、見学地まで向かいます。実際は歩いていくこともできるようなのですが、暑かったのと、往復チケットだったので結局乗り物にのりました。
銅山の入り口はダイナミックに水が流れる川を渡り、自然豊かな山の中。梅雨に入ってからめっきり山登りがご無沙汰になっていたこともあり、ちょっと嬉しい自然環境でした。
中に入ると、一瞬で空気が冷たくなり、とても涼しかったです。蝋人形で江戸時代の銅山の再現がされた紹介あり、
ジオラマあり、実際に銅山の仕事を体験するコーナーあり、と大人も子供も楽しめる作りになっていました。
その後チケットを購入すると割引になるみかんソフトを食べ(美味しかった!)、一攫千金を夢見て砂金取り体験をすることに。
30分もできるかなと思っていたのですが、むしろ30分じゃ足りなかったです(笑)。そして砂金以外にも色々な石が入っているのですが、砂金は一つも採れず・・・。意外と二人とも熱中してしまいました。周りを見ると、大人も子供も熱中していたのでぜひとも体験してみてください。
その後はお土産を見て、軽くご飯を買って食べて空港へ。毎回ギリギリに到着して危ない目に遭うので、今回は余裕を持って空港に到着できてほっとしました。2泊3日の旅でしたが、愛媛はご飯が美味しくて、優しい人が沢山いて、みかんジュースがどれも美味しくて、山と海の自然が溢れるみきゃん推しの県でした。やっぱり瀬戸内海は、太平洋にも
日本海にもない美しい青緑の海の色が素敵ですね。良いところでした。
夫がみきゃんだけではなく、バリィさんのグッズまで買ったので、家の中が可愛いことになっています。
余談。
新居浜といえば、以前ファンだった
ランクヘッドの出身地で、歌詞にも登場する場所ですが、こうして訪れる時が来るとは思いませんでした。行くことができて良かったです。良い旅になりました。